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チョコレートは神様がくれた
香り高い褐色の媚薬・・・・
誘惑の甘い罠と知ってはいても。
チョコレート誕生の舞台はアステカ人の住んでいた古代メキシコ。人々は神の食べ物としてこれを珍重していました。はじめはカカオ豆をすりつぶし、スパイスなどを加えてバニラの香りをつけた飲み物でした。この飲み物をアステカ人たちがショコラトール(苦い味)と呼んだのが、いまのチョコレートの語源になったといわれています。一度口にしたが最後、甘く、ほろ苦く、香り高いこの味は、まるで媚薬のように人々の心を虜にしてしまいます。アステカの王モンテズマもそうした捕らわれ人のひとり・・・・。
このどろりとしたえもいわれぬ飲み物にすっかり夢中になってしまい、なんと一日に50杯ものショコラトールを飲んだということです。そのころのカカオ豆はとても高価で通貨のかわりにもなったほど。100粒もあれば上等の奴隷が買えたという記録も残っているほど。チョコレートが飲み物から、
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固形の食べ物としてヨーロッパに定着したのは19世紀になってから。お馴染みの板チョコができたのは19世紀末のことといわれています。
「バレンタイン聖人って
内気な女性の味方だったのかしら」
なんて彼の前でつぶやいてみる??
カソリック教では一年365日、それぞれにその日は聖人だれそれさんの日と決まっています。2月14日は皇帝のために殉教した3世紀のローマ司祭、バレンタインを記念する日なのです。この方は愛の聖人とも呼ばれ、いつしか恋人たちの守護神としてあがめられていきました。
またヨーロッパではこの日を境に小鳥たちが愛を交換するという言い伝えもあり、2月14日は愛の日となったのです。そしてこの日だけはチョコレートやハート型の贈りものにこと寄せて、女性が公然と男性に愛を告白できる唯一の日になりました。何といっても世界で
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一番バレンタイン・デーが盛り上がるのは日本。これは日本の女性たちがどこの国の女性よりも内気で恥ずかしがり屋さんだからに違いありません・・・・・・・・・・・?
たかがセピア色のW消え物W・・・・
されどそれはロマンを秘めた
大切な恋の小道具。
TVドラマなどの小道具のうち、食事のシーンなどに登場する料理や食べ物を、ギョーカイ用語でWキエモノWと呼ぶことはよく知られています。バレンタイン・デーに女の子たちが贈るチョコレートもいわば恋のドラマの小道具。食べてしまえばあと形もなくなるW消え物Wには違いありませんが、そこには甘さやほろ苦さ、人それぞれのロマンが秘められているのです・・・・・・・・・・・。
ビターな恋、マイルドな恋、濃厚な恋、甘い甘い恋。チョコレートの味と恋の味はまるで仲良しの双子のよう。やはりチョコは恋に欠かせない小道具のようです。
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