甘くみずみずしいフレッシュフルーツ。いちばんおいしい旬のころは、
値段も手ごろになります。シロップやお酒に漬け込む、プリザーブにする、
ジャムにする・・・。おいしくいただく方法はいろいろ。
生のままでは命が短いフルーツですが、上手にストックすれば長く楽しむことができます。
それをお菓子作りに利用すれば、レパートリーがまた広がりますね。
メロン プラム キウイ ルービーグレープフルーツ


COMPOTE
 フルーツをシロップやお酒で煮込み保存したものをコンポートといいます。コンポートは、そのままいただく、ドリンクに浮かべる、ケーキと一緒に焼き込むなど使い方はいろいろ。まずフルーツを洗い、カットした方がいいものはカットします。基本は生のフルーツをシロップで煮ること。シロップは自分で作りましょう。水1に対して、その1.3倍の量の砂糖を加えて煮詰めます。シロップとフルーツを鍋に入れ、ひと煮立ちさせ、あら熱を取ってから瓶に詰め、冷蔵庫にキープ。瓶は煮沸して消毒しておきましょう。メロンのコンポートは果肉を丸くくり抜いて、シンプルにシロップで煮ました。真っ赤に熟したプラムも同様。シロップに長く漬けているうち、シロップごと赤く染まってきます。キウイはシロップにキウイリキュールを混ぜ、ルビーグレープフルーツはシロップの半分を赤ワインに替えました。せっかくむいた果肉の形を保つには、さっと煮るのがコツです。


いちごのジャム パイナップルのジャム りんごのジャム オレンジのブリザーブ


PRESERVE & JAM
 プリザーブとジャムはどう違うのでしょう。どちらもフルーツと砂糖を一緒に煮込みますがプリザーブの方が砂糖の量も煮込む時間も少なく、その分、水分が多いのが特徴。砂糖はフルーツの量の25〜30%が目安で、水分の少ないフルーツには、少し水を足してから形が煮崩れないようにさっと煮立てます。ジャムの場合、さらに煮詰め、とろみを出すためにペクチンを入れます。砂糖の量を55%まで増やすと自然にとろみが出てきます。いちごジャムはいちごの目方の半分くらいの砂糖と水を少し加え、とろ火で煮詰めます。いちごの果肉をつぶす、そのまま残すかは自由。レモン汁を加えてもいいでしょう。りんごとパイナップルは果肉を粗くミキサーにかけ、30%程度の砂糖とペクチンを加えて煮込み、ジャムにします。ペクチンの量は全体の1%ほど。オレンジのプリザーブはスライスしたオレンジの30%の砂糖とオレンジジュースを少し足してさっと煮上げています。

 

PICK UP TOOL
 フルーツをくり抜くとっても便利な道具。くるりと果肉をすくうと、コロコロの可愛いボール状にくり抜くことができます。キウイやメロン、すいかなどいろいろなフルーツを使うと、カラフルで楽しそう。くり抜いたフルーツはコンポートにしたり、そのままヨーグルトに浮かべたりしてもいいですね。反対側にはグレープフルーツなどをギザギザにカットするナイフが付いています。



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