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聖書の物語のはじまり、この世界ができたときの話の中に「夕がきて、朝がきて、それが第一日であった」という記述があります。
ここから昔の人々の1日は夜から始まっていたと察することができます。だからクリスマスの前夜、つまり、クリスマスイブをクリスマスの始まりとし、大切にするのかもしれません。
今年も24日の夜には世界中の国々で、楽しいパーティーが開かれることでしょう。
クリスマスほど、世界中の人々に親しまれているお祭りはありません。ヨーロッパはもちろん、アメリカ、真夏のオーストラリアではサーフボードやヨットでサンタクロースが登場しますし、日本の街中も12月になるとクリスマス一色になります。
共通しているのはどの国の人々もツリーを飾り、おいしいお料理とお菓子を用意し、サンタクロースの訪れを心待ちにすること。ご馳走のメニューは今でこそバラエティーに富んでいますが、ヨーロッパの歴史の中では、七面鳥のローストをいただくのがクリスマスだけに許された贅沢だったそうです。七面鳥は日本では馴染みの薄い鳥ですが、ヨーロッパの人々は太陽と関係の深い鳥と考えています。大きな卵を生むことから豊かな実りの象徴ともされ、クリスマスにふさわしいごちそうとしてテーブルを飾ることになったのでしょう。
昔ながらのしきたりを守る家庭では、今でもまるごと焼いた七面鳥がイブの食卓の主役になるそうです。そして、食後にはクリスマスケーキを用意し、お料理もお菓子も一人前多く取り分ける風習を守っています。これは貧しい人のための一皿、亡くなった先祖の一皿なんですって。皆で分け与え合いながらごちそうをいただくという、慎ましやかな心持ちが古くから受け継がれているのですね。 |