2325 TPプチフール花型10P
≪材料≫1枚分
強力粉…120g
全卵…1個
インスタントイースト…3g
バター…20g
グラニュー糖…20g
冷水…30cc
塩…ひとつまみ
(手粉用)
強力粉…適量
(型用)
バター…適量
(シロップ用)
水…1リットル
グラニュー糖…500g
(仕上げ用)
ラム酒…適量
ブルーベリー…適量
≪作り方≫
1.
バターを室温で柔らかくしておき、基本のパン作りのレシピ1(薄力粉不要)〜4の通りに行い(3でほぐした全卵を加える。牛乳は不要。)、ねばねばの状態になったところでバターを混ぜ、基本のパン作りの5に戻り、10まで同じように行う。
2.
生地を取り出し、強力粉をはたいた作業台の上で8等分し、型に入る大きさの丸に成形する。
3.
生地の中央に穴を開け、バターを塗ったドーナツ型にかぶせ、温かい場所に置く。
4.
生地が倍の大きさに発酵したら、表面に霧を吹き、200度のオーブンで約30分焼く。
5.
深鍋に水とグラニュー糖を入れ、沸騰したら火を止めシロップを作り、4の生地を入れ、シロップを含ませてから、網の上に引き上げる。冷めてからラム酒をふりかけフルーツを飾る。
サバラン(フランス)
イースト菓子の一つ。19世紀の終り頃菓子職人ジュリアン兄弟が、ババのレーズンをやめ、生地をラム酒だけでなく、キルシュ酒風味のシロップにたっぷり浸して創出したものと言われています。美食家で食通の文筆家のグリア・サバランにあやかって名前をつけたことになっています。リング状のスポンジをラム酒入りシロップや、キルシュ酒入りシロップにたっぷりつけて染み込ませ中央にクリームや果物の砂糖漬けを入れるものなどがあります。
ババ(フランス)
小麦粉、砂糖、卵、バター、塩、イーストを加えたクグロフのような発酵生地にラム酒のシロップをしみこませた干しブドウ(ラムレーズ)を入れ、焼き色がつく程度に焼き上げ、さめてからラム酒風味のシロップをはけ塗りしたものです。
シロップ(英語)
糖蜜。砂糖を煮溶かしてつくる濃厚な蔗糖溶液。日本では、糖蜜に果汁や人工香料などを加えた液のこともシロップと言い、水などにうすめて飲んだり、かき氷などにかけて食べています。
ラム酒(英語)
さとうきびからとった糖蜜で作った蒸留酒。
キルシュ
キルシュワッサーともいい。チェリーブランディーのこと。
COOKING TIPS!
サバラン生地を焼いた後はカサカサの状態です。約10日間は常温でストックできるので、好きな時に仕上げられます。またラム酒ではなく、キルシュを加えるとさっぱりした味に。