Two Type of Tart

Let's bake tart in Autumn.

・パートシュクレ
・パートフォンセ

タルトとはフランス語で、ドイツではトルテ、イタリアではトルタ、イギリスやアメリカではタ−トと呼ばれ、生地も作り方もさまざまです。

種類も実に豊富ですが、とりわけフル−ツやナッツとの相性は最高です。秋風を感じたら、収穫の歓びが愉しめる季節のタルトを焼いてみませんか。素朴なのに、なんだかとても、豊かで贅沢な美味しさに出会えます。

タルト生地を作りましょう。ここでは、パート・シュクレとパート・フォンセをマスターしましょう。この2つをマスターすれば、あとはお好きなクリームやフルーツでオリジナルのタルトが作れます。甘いサブレのような砂糖の入ったシュクレ生地。塩味のパイの様に適度に層ができるフォンセ生地。どちらもバターたっぷりの風味豊かな生地なので、作ったら一晩ねかせます。生地を冷やすことで落ち着かせ、伸ばしやすく扱いやすくするためです。生地の敷き方、から焼きも慣れるまで何回もチャレンジです。では、夏から秋のフルーツのおいしさをタルトと共に召し上がれ。

Pate a sucree(パート・シュクレ)

直径21cmのタルト型 2台分
<生地総量 約400g>

無塩バター…100g
粉砂糖…62g
全卵…37g(M玉約1/2個強)
アーモンドパウダー…25g
薄力粉…180g

卵は必ず割って、内容量を計って使用して下さい。以下、卵はg表記です。M玉全卵1個の内容量は約55gを目安にして下さい。

≪作り方≫
1.
バターは室温に戻し、粉砂糖と薄力粉はそれぞれふるっておく。
2.
バターが柔らかくなったら粉砂糖を加え、泡立器ですり混ぜる。 
3.
ほぐした卵を少しずつ加え、よく混ぜる。
4.
アーモンドパウダーを加え混ぜる。薄力粉を加え、ゴムベラでボールに押しつける様にしてよく混ぜ合わせる。
5.
ラップフィルムに包み、形を整えて冷蔵庫で一晩ねかせる。すぐに使用しないときは冷蔵庫または冷凍庫で保存する。(パート・フォンセも同様)

Pate a foncer(パート・フォンセ)

直径21cmのタルト型 2台分
<生地総量 約400g>

無塩バター…140g
卵黄…8g
水…37cc
グラニュー糖…4g
塩…2g
薄力粉…210g

≪作り方≫
1.
バターは室温に戻し、薄力粉はふるっておく。
2.
卵黄を分量の水で溶き、グラニュー糖と塩を加えてよく混ぜ、冷蔵庫で冷やしておく。
3.
バターをボールに入れ、全体を均一な柔らかさに練る。
4.
3に薄力粉を一度に加え、ゴムベラで切る様に混ぜ、そぼろ状にする。
5.
4に冷やしておいた2を回しかけ、ひとかたまりになるまで混ぜる。
6.
ラップフィルムに包み、冷蔵庫で一晩ねかせる。

作り始める前に・・・
さて、生地(敷き方・から焼き法は次ページ)とクレームダマンド(次々ページ)の用意ができたら、早速お好きなフルーツでタルトを作りましょう。タルトの生地はパート・シュクレ、パート・フォンセどちらでもOK。お好みの生地をお使いください。ここでは、1台の型に敷き込む量の目安を表記しましたが、用意する生地の量はその1.3〜1.5倍あると敷き込みやすいです。

各レシピで使用する生地の材量の計算方法
(例)
A基本の生地量400g:Bアプリコットのタルトの生地190g×1.3=247g
(生地の量は1.3〜1.5倍あると敷き込みやすいです。)
B247g÷A400g=(約)0.617
Aのバター100g×(約)0.617=Bのバター61.7g
その他の材量も同じ要領で割り出して下さい。

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